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七五三の黙示録(3)「七つの聖霊と七つの星をもつもの」

 七五三を見るかぎり、現在のユダヤ教とキリスト教が持っている対立の雰囲気はどこにもない。淡々と旧い宗教から新らしい宗教へ移行していた状況を数字で語らせているだけである。それにしても驚異的な数字の感覚ではあるが。

 太陽暦の真の作成者は以上のことから初期のキリスト教徒であると推定できる。世界のどこにもそのようなキリスト教は存在しないように見えるが、それは両派からの迫害を恐れているのか、或いは能ある鷹は爪を隠すーを実践しているのであろう。彼らの知識は太陽暦作成当時の16世紀にはすでに群を抜いていたのである。それから数世紀後の現在、恐るべき知識を身に付けているはずだ。

 これまで述べてきたことで想像はつくと思うが、確認の意味でなぜ七が男女、五が男子、三が女子かを書いておきたい。

 七はイエスの日であり、イエスは天の7である神とマリアがいなければ生まれなかった奇跡の子である。生まれるためには男女が必要であり、それゆえ男女の日となる。
 7と7と言えば天の川で一年に一度の邂逅を果たす牽牛と織女であるが、男女の出会いを祈り、成就するという同じ型の物語である。牽牛が神、織女がマリアを表し、イエスはその二人の子とも言える。ユダヤ教徒が熱烈に救い主を求めた結果がこのような物語を生んだのであろう。

 五は神を表す数字であることは前に述べた。神ヤハウエは不信仰者や敵とみれば容赦ない仕打ちを与える猛々しい神である。その面からもこの日を男子の日とするに相応しい。

 三は前にも触れたが人類、ユダヤ人、ユダヤ教とそこから生まれたキリスト教の始まりの数字である。
 アダムとエバは最初の夫婦になり、最初の人の子を産んだ。3は産に通ずると言ったら冗談が過ぎるとお叱りを受けるだろうか。しかし、三が産むことを表しているゆえに女子の日となったのは間違いない。

 続く。


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